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◎私の普及活動 (末原)

全ては小さな出来事から。

香川に移り住み幾年か経過し、ゲームをしたくても人が全く集まらない現状を打破するため、『ゲームサークル遊専』を立ち上げました。これに続けて、香川県下のサークル合同で開催する『香川ゲームワンダーランド』を企画し、開催に向けて着実に動き出していました。しかし、何もかもが順調に進む中、心の隅に何かやりきれない物がありました。「自由にできる時間が少なくなる今後、どのような形でゲームに取り組むのが良いのだろうか?」私の中で、ゲームを続けていくための新たなる指針を必要としていたのです。ここで導かれた結論は、「より多くの人にゲームを広める」だったのですが、実際は目的はあるものの、その手段を探しあぐねていました。

「人は必要とするときに必要とする人と巡り合える」中国の古い諺にあるように、それはまさに天の導きとも言える出会いであった、といっても過言ではありません。れは忘れもしない平成13年春のある日、高松にある輸入おもちゃの店に何の気無に立ち寄り、ふと見ると、そこには当時は日本に流通していないと思い込んでいた「果樹園ゲーム」が売られていました。よく見ると、その他にも見たことも無いゲームが多数売られているではないですか!店長に自分がゲームサークルを主催するものと告げ、ゲームに関して話をし、自分が知り得なかったゲームの数々、その流通経路を知ることとなりました。そして、思い切ってゲームの会を開催してみてはどうかと打診すると、とんとん拍子に話が進み、平成13年6月9日『遊びのワークショップ〜ドイツのゲームを親子で遊ぼう』が企画・開催されました。

◆平成13年6月9日第1回『遊びのワークショップ〜ドイツのゲームを親子で遊ぼう』

スタッフ数:6人
参加人数:20組60人(概算)
会場:コープ栗林店

最初はどれほど人が来るのかと疑問に思っていたが、ふたを開けてみると20組60人を超える参加者がありました。内容としては最初の1時間半は、会場にあるゲームの中から好きな物を選び、それをスタッフが説明して進め、残りの30分はこちらが用意したゲーム(カヤナック、妖精さがし)をみんなで遊び、勝った人には商品をあげるというもです。ゲームはメンバー所有の物と、店長が輸入代理店から借りてきた物で、名前さえ聞いたことがない上に、日本語訳もないゲームも多々あり、てんやわんやの2時間でした。また、子ども達にゲームを指導するのも始めてであり、反響がいかなるものかと心配でしたが、「丁寧に説明してくれてありがたかった」との意見を多く頂き、非常にうれしく思うとともに、これから進むべきビジョンがおぼろげながら見えてきました。今になって思い返すと、この会が失敗していれば、今の私はなかったのではと思います。

◆平成14年6月30日第2回『遊びのワークショップ〜ドイツのゲームを親子で遊ぼう』

スタッフ数:6人
参加人数:20組60人(概算)
会場:コープ栗林店

内容としては前回と同様、最初の1時間半は、会場にあるゲームの中から好きな物を選び、残りの30分はこちらが用意したゲーム(カヤナック、すすめコブタくん、ザップゼラップ)をみんなで遊ぶというもです。前回が順調にいったと思いこんでいたため、ほとんど内容を改善せずに行いました。大きく変わったところといえば、前回あまりにもゲームが多く収拾がつかなかったため、輸入代理店からのレンタルをやめたことぐらいです。このころから少しは周囲が見え始め、スタッフがゲームを把握できるようゲーム数の厳選をしなければならないと強く感じるようになってきました。一方で、県下の様々なゲームサークルからもこのイベントへの協力を得られるようになってきました。

余談ですが、このころから一部のお母さま方の間で「ゲームの人」と呼ばれ出しました。妻は「あのゲームの人の」、長男にいたっては「ゲームの人にそっくり」です。

◆平成14年11月16日第3回『遊びのワークショップ〜ドイツのゲームを親子で遊ぼう』

スタッフ数:8人
参加人数:4組12人
会場:コープ栗林店

満を持して開催した、第3回。
しかし蓋を明けてみると、イベント時期の11月ということで、学校行事等と重なり、参加者は12人とこれまでの1/5に満たず、大変閑散としたイベントでした。しかし、少なければ少ないなりに、イベント全体に気配りができる余裕が生まれ、多くの反省点を見ることができました。特に、ゲームの厳選(時間や難易度)とともに、子どもがゲームを楽しめるようにするための主催者側の配慮の必要性を強く感じるに至りました。

その後、『ゆうもあ』の旗印のもと、香川県にあるショップやサークルの協力を得、平成15年1月からは丸亀市、4月からは高松市などで子ども・ご家族向けイベントを頻繁に開催する運びとなっています。つうか、すでに手一杯。

(文中敬称略)

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